ペンテ・ペンタ・ペンティ数字シリーズ最後は「5」、ギリシャ語では「pente(ペンテ)」といいます。 まず思い付くのは、アメリカ国防総省の建物がその形から「Pentagon(ペンタゴン=5角形)」と呼ばれていることでしょうか。「軍関係者の言葉」という意味の「Pentagonese(ペンタゴニーズ)」という派生語まであります。 次も有名な話ですが、インテルのCPU(パソコンの心臓部、というか頭脳部)「Pentium(ペンティアム)」。インテルは自社のプロセッサの名に86、286、386、486と数字をつけてきました。が、数字では商標登録できないという問題があったため、次の世代のプロセッサに586と名付ける代わりに「Pentium」という造語を当てたわけです。セブンイレブンの看板をよく見ると「ELEVEn」と最後の「n」が小文字になっているのも、同様の理由です。以来インテルもこの「ペンティアム」の名前が気に入っているらしく、さらに次の世代のプロセッサは「Hexium(ヘキシアム)」というわけではなく「Pentium
Pro」。「P6」なんて呼んだりもしますね。 最後はカメラの名前。「Pentax(ペンタックス)」というカメラがあります。これを作っている会社も、元々は旭光学工業という名前だったのですが、2002年に社名をペンタックスに改めました。それはさておきこのペンタックス、なぜこんな名前がついたかというとペンタ・プリズムをいち早く搭載したカメラだったから。ペンタ・プリズムとは何かというと名前の通り5角形のプリズムで、これのおかげで一眼レフカメラをファインダーからのぞいた際に上下左右そのままの像を見ることができるのです(単にレンズを通しただけでは像がさかさまになってしまう)。初期の頃の一眼レフカメラの頭の部分が山形に出っ張っているのはあそこにペンタプリズムが入っているからで、ペンタプリズム以前のカメラは上から覗き込む方式だったわけです。 以上、なぜか固有名詞やブランド名の多い「ペンテ」たちでした。 『言葉の世界』の佐藤和美さんからこんな情報を頂きました。
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