∽∽∽∽∽∽∽ 第5部 ∽∽∽∽∽∽∽
Meteor Crater
Petrified Forest N.P.
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■10月13日(第8日目) Grand Canyon N.P.(North Rim)→Meteor Crater→Petrified Forest N.P.→Grants

 

 Grand Canyonの夜明け。Bright Angel Point(ブライト・エンジェル・ポイント)にて。North RimはSouth Rimに比べて標高が高いので、気温もかなり低めです。この日の朝の最低気温は摂氏2度。前の日は氷点下だったらしい。

 

 再び張り付け状態の笑鈴。でも機嫌は良いみたいです。

 

 今日はまだまだ走らなければならないので、早々にGrand Canyon国立公園を後にします。写真は途中で渡ったColorado川。North RimとSouth Rimは直線距離では10マイルしか離れていないのですが、車で移動するためにはColorado川に橋が架かっているこの地点まで迂回する必要があるので4〜5時間(200マイル以上)かかります。

 

 Arizona州の最高峰、Humphreys Peak(ハンフリーズ・ピーク)(標高3862m)を眺めながら南下します。

 

 有名なArizona(アリゾナ)大隕石孔に到着。真っ平な平原の中に、直径1.3km、深さ170mのクレーターが突如出現します。約5万年前に直径30mの隕石が衝突した跡なんだそうです。

 

 Petrified Forest(ペトリファイド・フォレスト=化石の森)国立公園にて。こちらは2億年以上も前の倒木に、珪素成分を含む水が染み込んで石に変えてしまったというもの。磨くと美しい光沢が出るので、いまでもこっそり持ち出そうとする人が後をたたないのだそうです。

 

 そんな宝石の丸太がご覧のようにゴロゴロしているのが、ここ化石の森国立公園なのです。

 

 夕日に染まるPainted Dessert(ペインテッド・デザート)を見て帰路につきます。自宅まではまだまだ遠い道のりです。

 

■10月14日(第9日目) Grants→Albuquerque→Superior(自宅)

 

 この日は自宅まで500マイルをひたすら走るのみ。途中のAlbuquerque(アルバカーキ)ではちょうど気球フェスティバルが開催されていて、色とりどりの気球が空に浮かぶ様子を車窓から楽しみました。

 

 この日の夕方、無事に自宅に帰ってきました。プーさんとの再会を喜ぶ笑鈴。

 

≪おしまい≫