South Carolina

英国王チャールズ�T世が自分のラテン名カロルスに因んで「カロラナ（Carolana）」と命名しました｡1712年にノース・カロライナと分割されています。一方、南北戦争の発火点ともなった州内第２の都市チャールストン（Charleston）はチャールズ�U世に由来します（語尾「ton」についてはマサチューセッツの項参照）｡因みに英語の「チャールズ」はフランス名「シャルル（Charles）」、ドイツ名「カール（Karl）」、スペイン名「カルロス（Carlos）」にあたります。

州の木「パルメット」の名前はヤシを意味する単語「パーム（palm）」の指小形（参考「ロバっち、糸っち、タオルっち」）。パームの元々の意味は「手のひら」。ヤシが葉を広げるその様子が手のひらを広げた形に似ているためにこの名が付きました。因みに焼夷弾の一種「ナパーム（napalm）」弾の語源はその原料「ナフサ（naphtha）」とヤシ油です。