ボリビア・ペルー旅行記(その6) 〜 ナスカ

 リマに着いたその日のうちに夜行バスでナスカへ(28ソル/人)。セスナでかの有名なナスカの地上絵を見ました。写ってないって?写真にははっきり写っていたのですが、スキャナでとったら消えちゃいました(T_T)。ちなみにこれはサルの模様です(意味無いか)。
 このセスナで飛びました。パイロットを含めて6人乗り。US$50/人で、交渉したが安くはなりませんでした。でも$50払って乗る価値は絶対あります。上の写真と違って地上絵ははっきり見えました。時間が無い人はリマから直接のフライト($380/人)もあるそうです。
 ナスカの旅行会社で2時間ツアーを申し込み、地上絵の真ん中にある観測塔とミラドール(展望台)に行きました。でもお客さんは僕ら二人だけ。地上絵の研究家、マリア・ライヘさんが建てた観測塔にて。
 地上絵は近づいてみるとすごく浅い溝だと言うことがわかります。この辺りは白い地面の上に黒い石がごろごろ転がっているのですが、この黒い石をちょっと脇にどけて白い地面を露出させることにより、地上絵が描かれています。今は地上絵周辺は立ち入り禁止になっていますが、それ以前に走り回った車によって消されてしまった絵もあります。パンアメリカン・ハイウェイがその上を横切っている絵さえもあります。
 観測塔の近くのミラドールにて。ナスカの地上絵と言うとサルやコンドルなどのいわゆる「絵」を想像しますが、実はそれらの絵と絵の間に直線やら三角形やらの図形も描かれています。この直線が信じられないくらいまっすぐ地平線までつながっています。その長さは10kmほどもあるとか。
 ナスカ市内に戻り、土器のレプリカを作っている工場を見せてもらいました。土器につやを付けるために「鼻の油」を塗りつけるのだとか。実演して見せてくれた彼の鼻は確かに油でテカっていた。
 その日のうちにバスでピスコへ移動(15ソル/人)。翌日、ミニ・ガラパゴスと呼ばれるバジェスタス島へのツアー(30ソル/人)に参加しました。写真は岩の上で昼寝するアザラシたちです。
 ペリカンの群れ。あまりの空の青さにスキャナでとった際に青がにじんでしまいました。バジェスタス島ではこの他ペンギンも見ることができます。ナスカからの帰りにお勧めの穴場。
 海岸地方では日中はさすがに暑く、道端で売っているフルーツを買いあさっては公園などで食べていました。写真はサポテという、味がなんとなくビワを思い出させるフルーツ(但しビワよりは全然大きい)。マンゴやスイカもおいしかったです。
 この日の午後、バスでリマに戻りましたが、今気が付くとリマで撮った写真がまったく無い!リマでは早内さんという日本人の方が経営されているペンションに泊まりました。ちょうど大晦日だったのでそばが出てきて感動。まさかペルーで年越しそばが食べられるとは...。あまりに感動して写真を撮るのを忘れていました(^^ゞ。