アメリカ横断ドライブ旅行記(中編)

　出発後６日目、ゴールデンゲートブリッジを渡り、ついに太平洋岸、San Franciscoに到着！Sierra Nevada山脈を越えたとたんに雰囲気はがらりとかわり、もう季節は夏である。
　Nevada州からCalifornia州に入る際にはゲートがあり、「あなたは果物を持ち込んでいませんか」と聞かれる。害虫予防のためだがCaliforniaにとっての農業の大切さを表している。

　San Francisco名物、ケーブルカーを写真に取っていたら、なんと会社の後輩、巴山くんがその電車に！左側の電車の一番後ろに乗っているのが彼。ゴールデンウィークを利用して日本から遊びに来ていたらしいのだがお互いびっくり。世界は狭い。

　ゴールデンゲートブリッジの夜景。橋の北西に写真を撮るには絶好の丘があります。ちなみに橋の通行料は南行のみUS$3。

　San Franciscoから約５時間のYosemite国立公園にて。ここもまだ４月ということで、園内を東西に通り抜ける道路はまだ開通していなかった。しかしおかげで観光客もさほど多くなく、雪解けの豪快な滝を存分に楽しむことができた（夏はキャンプ場も予約でいっぱい）。世界で落差の高い滝ベスト１０のうち、３つがこの公園内にあるそうで、日本人が好みそうな箱庭的美しさを持ちながらもそのスケールの大きさには感嘆させられる。写真はYosemite Fall。秋から春にかけては水が涸れてしまうそうだ。

　Yosemite国立公園のキャンプ場。熊が寄ってくるのを防ぐため、食料は写真の備え付け鉄製箱にしまわなければならない。車の中もダメ。車のドアがメタメタにされることもあるそうだ…

　ジャイアントセコイアの木。地球上で最も容積が大きな生物の一つだそうだ。太さは屋久島の縄文杉も負けていないと思うが、高さで負けた。

　Los AngelesのUniversal Studioにて。アトラクションJurassic Parkでは全身ずぶぬれにされる。「濡らされて風邪引いた、どうしてくれるんだ！」なんていう訴訟が起きないのか、ひとごとながら心配する。