Indiana

州の輪郭を背景に描かれているレーシング・カーは、州都インディアナポリス（Indianapolis）で５月に開かれる自動車レース「インディ500」を象徴しています。このレースは1911年以来、２度の世界大戦中を除いて毎年開催されており、世界で最も歴史のあるカー・レースとなっています。レース場となるインディアナポリス・モーター・スピードウェイは１周約４kmのコースで、1909年に自動車産業のための研究施設として建設されましたが、初期の頃は路面にレンガが敷き詰められていたため、「レンガ集積場」のニックネームで親しまれています。なお、コイン左側に配置されている星の数はインディアナ州が19番目に合衆国に参加したことを表しています。